Life in a Context Window

生活をLong contextにして、発想が立ち上がる瞬間をAIと見つける
一日に見て、撮って、書きつけるものの大半は、言葉になる前にコンテキストウィンドウの外へ流れ落ちていく。気になってスクショした一枚も、なぜ気になったかを言語化する前に忘れられていく。
その「言語化される前の関心」を捨てずに溜め、AIが歩ける記憶空間として耕す試みを紹介します。
Phonno・Cosense・Blog という三つの層を、思考が言葉になっていく勾配として並べ、発想が立ち上がる瞬間をAIと一緒に見つける。個人開発と個人研究の時代における、生活そのものを文脈にする提案です。


daiiz daiiz
ソフトウェア作家
Helpfeel 開発者
検索技術とSVGが大好き
毎日何かしらを書いている

テーマ
インスピレーションエージェントを作りたい
個人開発、個人研究の時代の到来
生活をLong contextにする

お久しぶりです!
約1年5か月ぶり
最後に確認できた参加日
2025-01-03(Aiwiによる調査)

小ネタ: 絵文字インデックス
人間(自分)が触ってみたらわりとすぐに飽きてしまった
これはAIエージェントが検索ツールの一種として使うといいのでは?

小ネタ: YouTubeを読む
動画を「読む」ためのブラウザ拡張機能
個人の研究用途で手元で読めるようにする
YouTube動画
コマ送りしながら画像撮影
字幕機能の活用
PDFファイルとして出力
Google I/Oのような長い動画
LLMに読ませながら研究する

充電期間に出てきたもの
Phonno CLI + Skills
Aiwi

インスピレーションエージェント
人類の創作活動や知的生産活動を支援する
まだ言語化されていない興味
思考の兆し
長期的な記憶
発信の良いタイミング

インスピレーションエージェント
完成した知識を検索するだけではない
「何に反応しているか」を大事にする
なんとなくスクショした
なんとなくメモした
なんとなくコメントした
そこに、次に話せることの芽がある

提案: Life context
生活のLong context
一日の生活で扱うすべての情報
その日に見た画像
読み書きしたメモ
検索したもの
移動した場所
教えてもらった文献
生活をまるごと文脈にしたい
Attention Is All You Have

素材の層
Phonno(写真+スクリーンショット)
言語化前
なぜ気になったかより先に「気になった」が保存される
写真
スクリーンショット
潜在的な関心の倉庫
Cosense(旧Scrapbox)
言語化中
知識の断片
Blog
言語化済み
公開された結晶

Aiwi(AI Wiki)
ローカルで運用しているMediaWiki
非公開から公開に向けた作業スペース
Blog <---> { Cosense, Phonno } のギャップを見つける
AIエージェントだけが書き込む
前身: Okonomi

Phonnoの立ち位置の変化
画像検索エンジン
だけではない
外部化された記憶のためのインフラ
AIが歩ける記憶空間
Phonno CLI + Agent Skills

Cosenseは何を持っているか
書きかけの思考
生きた仮説
捨てたアイデア
未完成状態こそ価値
Wikiの精神

Aiwiは何をしているか
AIのためのワークスペース
見つけた切り口をWikiで耕す
推論時に後から探索できる形にする
ガーデニング
一晩でガラッと様相が変わることもある
AIの思考次第

デモ: 今回のLT準備
Phonnoで前回参加を探した
myblogで公開ブログを漁った
mycosenseで非公開メモで補強した
Aiwiに年表を作った

個人開発の見方が変わった
誰もが自分のためのニッチなサービスを作って育てられるようになった
生存戦略
データを集める
刺激を加える
発想が立ち上がる環境を作る
自分の関心が発芽する場所を作る

Claude Code(Codex)登場による変化
1日で失敗できる
これまでは1週間かけて失敗していた
素早く失敗できる
失敗を整理するために3日くらい使っても2倍速
試作の数が爆発的に増えた
探索できる範囲が広がった
インスピレーションエージェント開発の土壌が整った

まとめ
生活をLong contextにする
発想が立ち上がる瞬間をAIと見つける
AIから語りかけられる時代を作っていきたい
「このへんのアイデアが育ってきました」
「そろそろこれを公開しませんか?」
「〇〇さんと一緒に進めるといいかもしれません」


議論: まだ気付いていない新たな興味(未知の知)をどう探すか
むしろ外側のほうが広いので、気付いていない興味だらけだと思う
どれだけ自分の属性と近い点を探すかの問題になる
他人と興味空間をマッチングする
興味の強い共通集合を持つ人を発見する
その人と共通していない領域が、自分にとっての新たな興味の候補
共通集合の内外の点は、その人の中では同根な興味だったりする
一人の人間の頭の中でのことなのでそこまで離れていないはず
これが自分にもマッチするかもしれない
つまりdaiizだけがこの取り組みをしていてもだめなのだ
みんなが潜在的な興味空間を育てられるようにしたい
Latent interest space


課題
Phonno Legacyのデモモードを作るべき
Intelligent Eyewearは活用できる?
プライバシーを考えるとローカルLLMでやりたくなってくるよね?